曇りのちときどき晴れ

映画と本とアニメについて普通の主婦の感想

ネガティブ思考を重ねても成果にはつながらない。

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私:ブログを始めたばかりで他のブロガーさんのブログを見ていると、自分の文章の稚拙さやブログの見た目の悪さに嫌気がさしてしまう。なかなかうまい文章も書けないし、めちゃくちゃ時間はかかるしこんなの続けてても誰も見てくれる気がしない。

池田:「別にやめればいいじゃん。仕事も子育てもしてるし今のまんまでも充分じゃない。」

私:そうだよね、自己満足だし、正直毎日忙しいのに文章書くのしんどいし。やめても別に何も変わらないもんね。

石橋「新しいことを始めたかったんでしょ?せっかく意を決して始めたことじゃん!あきらめてもいいの?がんばろうよ!」

私:う、うん…。そうなんだよね、せっかくするって決めたこと私、あきらめたくないんだ。
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近頃私、頭の中がポイズンベリー



なぜ人は到達していない未来を憂いでしまうのか

長時間作業(練習)して何にもならなかったら、どうしよう。←今ここ

ようはリスクヘッジのためにネガティブなことを考えているんですよね。

企業家だってアスリートだってふとそういったネガティブなことを感じることはあるんじゃなかろうか。


黒河伊保子さんの著「運がいいと言われる人の脳科学の中に人が未来を憂いでしまう理由でないかと思われる内容が書かれていました。

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記憶力と想像力

「犬のお産は軽い」と言われている。
しかし、人間のお産に比較して、犬のそれが簡単という訳じゃない。成犬と子犬の大きさの比はそれほど大差がない。つまり、犬だって子を産むのは相当苦しいはずである。しかし、犬たちは確かにお産に際してけろりとして見える。その理由は犬たちが陣痛の谷間に、先の陣痛を思い返さず、次の陣痛を想像しないからだ。

陣痛は鼻からスイカ出すくらい痛いと言われているとおり、めっちゃ痛いんですが10~15分間隔に1回(だんだん間隔短くなる)全然痛くない無痛のゾーンがあるんです。
犬はその無痛ゾーンのところでリラックスして休むということが出来るので、お産をした後も割とけろりとしているんだそう。

しかし人間は言葉と記憶力という力を手に入れたため、本来リラックスして筋肉を休め胎児に酸素を送る無痛ゾーンの時間も陣痛時の「過去の痛み」を思い返してしまい、だんだん強くなる痛みが次の陣痛でどんなふうに増幅するかを想像し怯え緊張してしまう。そんな風にずっと緊張状態であるため身体は疲弊してしまうし、陣痛も弱まったりしてお産が長引いたりしてしまう。

犬のように過去の痛みを思い返さず、次に来る痛みを想像しないことが、「安産のコツ」になるのではないかとのこと。



よく使う回路は固定化する

陣痛の話は人間の思考がお産に影響を与えるという話です。
脳の中に張り巡らされている神経線維のネットワークは、認識や思考、発想に使われる。神経線維のネットワークは脳内を縦横無尽に走っておりそれを使って自由な発想をすることが出来るが実はそれは難しいらしい。
なぜならネットワークを使うことにより、そのネットワークを強めてしまい「よく使う回路」が固定化してしまうからである。
それが歳をとると頭が固くなると言われている理由だそうだ。
もちろん悪いことばかりでなく、環境に適合しやすくなることでストレスを下げることが出来るメリットもある。
しかし人生が長くなり環境の変化が少なくなるとどうしても「回路の固定化」は否めない。
人生の中でネガティブな思考をし続けているとネガティブな思考回路に固定化してしまうことになり、ネガティブな思考回路に固定されてしまうと、もの事を悪い方向に決めつけ、新しい発想も生まれにくくなる。


まとめ

過去を煩わず、未来を憂いすぎない。
長丁場で何かを成し遂げるには「今を生きる」ことが大事である。


ダイエットに失敗したこと、筋トレが続かなかったこと「過去の痛み」たくさんあるなぁ。
でも失敗を恐れてもしょうがない。今自分ができることをやる。それだけですね。
今は慣れないことをしているから、脳の新しい回路が使われているかも!
それだけでもブログする意味はあると感じています。