曇りのちときどき晴れ

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キーンとなる耳鳴りの注意したい病気

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去年あたりから「キーン」という高音の耳鳴りがよくおこるようになった。とっても困るとかではないけれど不快だし気になる。
そういえば、勤務先のスタッフにも2人突発性難聴になった人がいてなかなか治らないと嘆いていた。自分も難聴になったらどうしようと思うと怖い。なので、ちょっと調べてみることにしました。

耳の仕組み

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https://www.gakkohoken.jp/special/archives/145

耳は外字・中耳・内耳の3つの部分で構成されている。外界からの音は外耳を通って鼓膜を振動させ、耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)を介して内耳に届く。内耳にある蝸牛管から蝸牛神経を通して脳に音が伝わる。また、内耳は聴覚と平衡感覚に関与する器官がある。

耳鳴りの種類

a 「ゴォー」「ボー」という重低音

b 「キーン」という高音性の金属音

c 「シャー」という空間音、「ジャー」という水が流れるような音

など様々な種類があります。

耳鳴りの原因

・加齢による難聴

 いわゆる老人性難聴。40代から徐々に始まり60代で聞こえにくくなったと自覚を得る人が多くなる。年齢とともに音を聞き取る内耳の感覚細胞や神経の細胞が減少する。聴力が低下するため、脳が聴神経に働き敏感に音を拾ってしまい、それが耳鳴りという症状になって現れる。両耳の聴力が低下する。耳鳴りの種類はbが多い。
・騒音性難聴
 
 工事現場など騒音下での仕事をしていると、騒音によって内耳の細胞が傷つき、難聴になることがある。ロックコンサートなど大音響に暴露した場合も(音響外傷)内耳障害を起こすことがある。両耳の聴力が低下する。耳鳴りの種類はbが多い。

病気によるもの

突発性難聴
 原因不明であり、突然片方の耳が聞こえにくくなる。耳鳴りと耳閉感、場合によってはめまいなどを伴う。50歳~60歳代に多い。薬物療法では、副腎皮質ステロイド、血管拡張薬、ビタミンB12製剤、循環改善薬などが用いられる。
早期(発症から2週間以内)に治療を開始すれば聴力が回復する可能性が高いが、2週間以上放置してしまうと聴力の回復は難しくなる。耳鳴りの種類はbが多い。

・メニエール
 明らかな原因は不明であるが、蝸牛にはリンパ液のが満たされており、その内リンパ液の内圧が上昇して内リンパ水腫を生じる内耳疾患。通常片方の耳が聞こえにくくなり、耳鳴り、耳閉感、回転性のめまい発作を繰り返す。めまい発作時は目を閉じ、暗く静かな部屋で休むようにする。耳鳴りの種類はa、b両方。

・ハント症候群

 以前に感染(潜伏感染)していた水痘、帯状疱疹ウイルスが、再活性することによって発症する。ウイルスは三叉神経、顔面神経、前庭神経の細胞が集合しているところで再活性をしやすく、外耳道や耳の周囲に痛みの強い、小さな水ぶくれができ、顔面神経麻痺、前庭神経症状としてめまいや難聴をおこす。治療は、原因であるウイルスに対して抗ウイルス薬を投与する。また、顔面神経麻痺に対しては、ステロイド薬などを用いる。

・中耳炎

 急性中耳炎・滲出性中耳炎・慢性中耳炎がある。風邪などの感染により引き起こされるのは急性中耳炎で小児に多い。音の通り道がふさがれて聞き取りにくくなる伝音性難聴の症状がある。耳鳴りの種類はaが多い。

脳卒中

 脳の血行障害が原因でめまいと耳鳴りが現れることがあり、脳の血管がつまる「脳梗塞」と、血管が破れる「脳出血」が疑われる。頭痛、吐き気、顔面マヒ、手足のしびれ、ろれつが回らないなどがあればすぐに脳神経外科に受診する必要がある。耳鳴りの種類はc


これだけではないようですが、たくさんの原因がありますね。体感的に多いと感じるのは加齢性難聴とメニエールと突発性難聴です。
突発性難聴は早期に気づいて治療しないと聴力が回復しないというのは気をつけなければと思います。
でも、片耳が聞こえにくいとかではないからたぶん加齢かしら。いやいやきっとストレスだと思っておこう笑